事業概要

マナビバ事業について

家庭の経済格差が子供達への教育格差につながり、将来の収入格差を生む、「貧困の連鎖」という現象。日本財団の調査によると、将来の収入格差は福岡県で 1542万円にも上ると言われています。

そのような「連鎖」を断ち切るべく、私たちは子供達に無料で学習の機会を提供する場、無料学習会マナビバをはじめました。「子どもの貧困」という言葉そのものをなくそう、そんなミッションを掲げ、2017年度には拠点数を2拠点から17拠点までに拡大することができました。

子どもたちに近い場所に、家庭の環境に左右されない学びの場や、学びの機会を提供し、教育格差を埋めること。塾に行けない子ども達のために、学習支援拠点を作り続けることが、「子どもの貧困」ひいては社会全体の豊かさにつながるものだと、私たちは考えています。

いるかねっとでは、学習支援教室を作り、運営するために、多くの企業やボランティアメンバーお借りして運営しています。みなさんの力を借りることで、いまマナビバでは200人の子ども達が学んでいます。

SROI(社会的投資収益率)という考え方があります。投下した資源に対してどれだけの社会的成果が得られるか、ということを測る指標です。教育は、社会の子ども達への投資でもあります。子どもたちへの学習機会の提供は、この観点からも大きな成果を上げ得るものです。
教育の機会をより効果的に提供するためのプラットフォームとして、少しでも多くの拠点を作っていきます。

名称 特定非営利法人(NPO)法人 いるかねっと
代表者 田口 吾郎
所在地 福岡県福岡市西区上山門1-3-27
設立 2013年10月18日
職員数 29人(非常勤を含む)
過去の主な実績

27-29年度、事業名「福岡市貧困連鎖解消のための学習支援」(一財)ベネッセ子ども基金「経済的困難児童への支援活動」

事業名「下山門団地貧困連鎖解消のための学習支援」「福岡市貧困連鎖解消のための学習支援」(独)福祉医療機構「貧困連鎖解消のための子供の学習支援事業」27年度(独)福祉医療機構、「効果的な助成事業」に選ばれる

29年度「福岡市全域における貧困連鎖解消のための学習支援」

福岡県「ふくおか地域貢献活動サポート事業」

事業名「熊本大震災への物資輸送プロジェクト」、YAHOO基金(平成27年4月~平成27年3月)

事業名「熊本大震災直後から2週間までの小学校避難所の現状を通して災害を考える」、福岡県「ふくおか共助社会づくり表彰」をマナビバに受賞。平成27年度より福岡市「こどもの学びと居場所事業」共同受託。